
Zaebects JPEG GlitchでAfter EffectsにJPEG圧縮アルゴリズムを使ったグリッチ効果を!
このプラグインはJPEG圧縮の仕組みを活用し、独特のグリッチ映像を生み出します。圧縮過程で意図的に「エラー」を発生させたり、手動で調整可能なパラメーターを使って、JPEG特有の破損風ビジュアルを自在にコントロールできます。
動作の仕組み
1フレームごとに映像を個別の画像として処理し、一旦JPEG形式に変換します。
この変換過程で、すべての「エラー」やグリッチ効果が加えられます。
実際の破損やバイトの欠損は変換段階に留まり、出力時には正常な画像データのみが返されるため、ファイルの破損や動作不良を心配せずに使用可能です。
つまり、グリッチ効果はすべて変換過程に限定されているので、映像の品質を保ちながらクリエイティブな表現が楽しめます。
JPEG圧縮ならではのリアルなグリッチ表現をAfter Effectsで手軽に実現できる画期的なツールです。
JPEG Glitch 主な特長:
- JPEG圧縮アルゴリズムのあらゆる段階でグリッチ効果を適用可能
- 処理が高速で、レンダリング待ち時間がほとんどなし
- クラッシュ防止機能搭載。レンダリング後のファイルは通常通り正常に動作
- プログラミング知識不要で使いやすいグリッチエフェクト
- 多彩なパラメーターの組み合わせで、独自のかっこいいグリッチ表現が可能
主なパラメーター:
注意事項:
「Broken Bytes」パラメーターはMacOSとWindowsで挙動が異なるため、異なるプラットフォームで同じプロジェクトを使用する際はご注意ください。


量子化テーブル(Quantization Tables)について
量子化テーブルはJPEG圧縮の品質と圧縮率に大きく影響します。このセクションは以下の2つの部分に分かれています。
量子化テーブルの値(Quantization Table Values)
64個ある量子化テーブル係数(QTC)の任意の位置の値を、新しいQTC値に調整できます。
ランダム値の置き換え(Random Value Replacement)
64個のうち何個の値(破損バイト)を指定範囲内のランダムな数値に置き換えるか選択可能です(最大ランダム値まで設定可能)。
チェックボックスはこの「量子化テーブルの値」の調整機能のオン・オフを切り替えます。


その他のパラメーター
高度な設定や「Broken」ツールは直感的に操作できるので、まずはそれぞれを単独で試してみてください。
その後、他の設定と組み合わせることで、思わぬ面白い効果が得られるはずです!ぜひ色々と調整して、あなただけのオリジナルグリッチを楽しんでみてください。
