バージョン1.5の新機能 「2D Left isometry」「2D Right isometry」「2D Top isometry」のいずれかのボタンを使って、2Dのアイソメトリック表現を作成すると、レイヤーのトランスフォーム位置に新たなエクスプレッションが追加されます。 このエクスプレッションは、エフェクトパネル内の「X移動」「Y移動」「Z移動」という3つのスライダーにリンクされており、まるで3D空間の中にあるかのように、2Dレイヤーをアイソメトリック軸に沿って簡単にアニメーションさせることができます。 手動で位置を調整するよりも、はるかに効率的です。
※紹介画像ではボタンが縦に並んでいますが、実際のUIでは横並びになります。
2Dモードのツールについて ・2D Left isometry(青いアイコン) クリックすると、選択したレイヤーが「左向きのアイソメトリックスタイル」に変わります。 もう一度クリックすると、同じレイヤーからこのスタイルを解除できます。 ・2D Right isometry(赤いアイコン) クリックで「右向きのアイソメトリックスタイル」に変更、再度クリックで解除されます。 ・2D Top isometry(緑のアイコン) クリックで「上から見たアイソメトリックスタイル」になり、もう一度クリックで解除されます。 ALTキーを押しながらクリックすると、上向きの方向(奥/手前)を切り替えることができます。 この向きは、レイヤーに追加される「Flip direction(方向を反転)」チェックボックスでも後から変更可能です。 ・2D isometric grid(グリッド作成) コンポジション内に、ガイドレイヤーとしてカスタマイズ可能なアイソメトリックグリッドを作成します。 グリッドの色や線の太さはAfter Effects上部のUIから変更でき、グリッドサイズや分割数はエフェクトパネルで調整できます。 ※1つのコンポジションにつき、グリッドレイヤーは1つしか作成できません。
アイソメトリックカメラボタンをクリックした際、そのコンポジション内にすでに Element 3D のシーンがある場合、自動的にすべてのElement 3Dインスタンスを検出し、「Camera Cut Off」設定(カメラの表示範囲)を最適な値に調整してくれます。 これは、Isomatic FXカメラが非常に高いズームと焦点距離を持つため、Element 3Dの初期設定では正しく表示されないためです。