
Film Impact Joins Adobe
Film ImpactはAdobeと合併しました。Film Impactのすべてのトランジションとビデオエフェクトは、Premiere Pro v2025.5に搭載されています。
Film Impact Press Release
クリエイティビティの新しい章へ
15年以上にわたり、Film Impactは世界中の映像編集者、ストーリーテラー、そしてあなたのようなクリエイティブの先駆者と共に歩んできました。タイムラインをキャンバスに、ピクセルを詩に、そしてトランジションを力強い映像表現の手段へと変えてきたのです。
そして今日、私たちの歴史の中で最もエキサイティングなニュースを発表できることを誇りに思います。
Film ImpactはAdobeファミリーに加わりました。
Premiere Pro 25.5からは、Film Impactのすべてのトランジションと映像エフェクトが、ダウンロードやインストールの必要なく、Premiere Proに完全統合された標準機能として利用できるようになります。プロジェクトを開いた瞬間から、圧倒的なクリエイティブパワーがあなたの手の中に。
AdobeとFilm Impactが出会う理由
Adobeのビジョンは常に、「世界最大の映画制作から自宅の小さなスタジオで活動するクリエイターまで、あらゆるレベルの創造力を支援する」ことでした。Film Impactも同じ信念を掲げて誕生しました。
私たちの使命は、単に“使える”ツールをつくるのではなく、インスピレーションを与えるツールを届けることです。すべてのトランジションとエフェクトは、緻密に設計されたGPU加速技術に支えられ、編集を速く、滑らかに、そして直感的にするためにつくられています。
テクノロジーの精密さと芸術的表現の両立。これこそがAdobeにとってFilm Impactが理想的なパートナーである理由です。
これまでプラグインパックとして存在していたFilm Impactの技術は、これからはPremiere ProのDNAの一部としてシームレスに組み込まれます。
これまでの歩み
Film Impactを立ち上げた15年前、私たちのビジョンはシンプルでした。
「トランジションを、もっとスマートに、ダイナミックに、そしてクリエイティブに。」
当時の編集者が使えるのは、単調なワイプやフェードだけ。私たちは、トランジションがもっと多くの役割を果たせると信じていました。感情を運び、物語を滑らかにつなぎ、編集プロセスそのものを豊かにできると。最初のプラグイン「Impact Push」から現在のフルスイートに至るまで、すべては編集者の視点を大切にして設計されてきました。
そして予想以上だったのが、Film Impactを中心に形成された素晴らしいコミュニティです。あなたのフィードバックや創造力、サポートが、常に私たちを革新へと駆り立ててきました。創業当初から共に歩んでくださった方々も含め、この節目は私たちだけでなく、皆さんのものでもあります。
今後の利用について
実務的なポイントは以下の通りです:
- Premiere Proに完全統合:バージョン25.5から、Film Impactの全コレクションが標準搭載されます。
- シームレスな移行:旧バージョンをお使いの方も、現行のFilm Impactライセンスは今後少なくとも12か月間は引き続き利用可能です。
- 追加費用なし:Film Impactのサブスクリプション更新は今後30日以内に自動停止され、以降の支払い・更新は発生しません。
これにより、自分のペースで移行しつつ、新しく統合されたFilm ImpactをPremiere Proで自由に試すことができます。
今後について
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サブスクリプション更新の停止
現在Film Impactのサブスクリプションをご利用中の場合、今後一定期間内自動的に更新が停止されます。停止以降、新たな支払いや更新は発生しません。 -
ライセンスの有効期限
現在のFilm Impactライセンスは2026年11月まで問題なくご利用いただけます。移行のために十分な猶予期間がありますので、安心してご利用ください。 -
Premiere Proへの統合
これからはFilm ImpactコレクションがPremiere Proに標準搭載され、いつでもすぐに利用可能になります。
Film Impactからの「ありがとう」バウチャー
2025年2月から9月の間に年間プランをご購入いただいた対象のお客様には、部分返金としてAdobe Creative Cloudプランのクレジットをが提供される予定です。
このクレジットは、お客様の残りの契約期間に応じて、個人またはチームのCreative Cloudサブスクリプションに適用されます。具体的な処理方法や適用の詳細については、今後対象のお客様へメールでご案内が送信される予定です。