
Boris FX Continuum 2025.5 に新たに4つのAI VFXツールが追加
新たにリリースされた Boris FX Continuum 2025.5 では、AI機能がさらに強化され、エフェクトの即時分離、破損フレームの修復、合成作業の効率化を支援する4つの新ツールが追加されました。
Contiuum 2025.5の主なアップデート内容
Boris FX Continuum、AI搭載の新VFXツールを4種追加
2025.5リリースでは、AIによるマスキング、画像修復、エフェクト、合成支援ツールを新たに搭載。
Boris FXは、映像制作・ポストプロダクション向けAI機能の強化を継続。今回のアップデートにより、高速マスク処理、深度マップ生成、フレーム修復などが可能にりました。
創業30周年を迎えたContinuumは、映像編集・VFX制作の効率化を目的とした機能強化を進めています。
AIテクノロジー
Continuum 2025.5 では、AIベースのマスキング&トラッキングツールが2種追加されました。
従来時間のかかっていたエフェクトの分離作業を効率化。
・Object Brush ML:ワンクリックでマスクを自動生成。
Mocha によりフレーム間で追従。
・Matte Assist ML:1フレームから自動でアニメーションマットを生成。
高精度な領域分離が可能。
Boris FX Continuum 2025.5には、新しいAIマスキング&トラッキング機能が搭載されています。
BCC+ Depth Map MLは、フォグを前景のみに追加したり、フェイクのラックフォーカスを作成したり、ライティングや色補正、合成を行ったりするのに役立つ便利なツールです。
Depth Map MLは、カメラから見た距離に基づいてアニメーションするイメージマップを自動で生成します。
このツールには2種類の機械学習モデルが搭載されています。
一つはパフォーマンスに最適化されており、もう一つはより高いディテールを実現します。
Boris FX Continuum 2025.5 に、新機能 BCC+ Depth Map MLが登場
BCC+ Frame Fixer MLは、ソースクリップ内の欠損または損傷したフレームを修復する便利なツールです。
損傷の種類やレベルを問わず修復が可能です。
修復したいフレームとフレーム数を設定するだけで、最先端技術が残りの処理を行います。
Boris FX Continuum 2025.5 に、新機能 BCC+ Frame Fixer MLが登場
Creative Effects
BCC+ ST Mapは時間を節約できるツールです。
STマップのメタデータを利用し、高度なビューティーワーク、テクスチャラッピング、クリエイティブな歪み、直線的なフォーマットからシームレスな360度ビデオへの変換などを行えます。
このツールは、STマップ画像をホストタイムラインから直接処理するほか、ディスクやLANから画像をインポートすることも可能です。
独自のウォッチフォルダー機能は、外部STマップの読み込み元を記憶し、オプションで画面上にメタデータを表示しながら再リンクします。
価格と提供形態
Continuumの詳細については、こちらをご覧ください。

Boris FX Continuum 年間サブスクリプション
Boris FX Continuum 永久ライセンス
VFX制作に必要なすべてが揃う、究極のオールインワンパッケージ
Boris FX Suiteは、最先端の映像制作ツールをひとつにまとめたプロフェッショナル向けバンドル。VFX、トラッキング、ロトスコープ、合成、写真エフェクト、音声補正まで、すべてをカバーします。
Boris FX Suiteは以下の製品がすべて利用可能です。
• Continuum – 世界で最も包括的なプラグインツールキット
• Sapphire – 必須のビジュアルエフェクトスイート
• Silhouette – ロト、ペイント、合成
• Mocha Pro – 受賞歴のある平面トラッキングとマスキング
• CrumplePop – 使いやすいAI駆動型オーディオ修復プラグイン
• Optics – 写真用のシネマティックエフェクト
• SynthEyes – 高速3Dトラッキングとマッチング移動ツールセット
Boris FX Suiteの詳細はこちら