Boris FX Acquires iZotope: A Unified Future for Creative Tools

Boris FXがiZotopeを正式に買収。映像と音響のトップブランドが統合へ

Boris FXは、オーディオソフトウェアのリーディングカンパニーであるiZotopeの正式な買収を発表しました。これはクリエイティブ業界にとって大きな節目となる出来事です。

当社はこれまで両ブランドの長年のパートナーとして歩んできたことから、この統合を大変歓迎しています。今回の買収により、映像制作向けの高品質なビジュアルエフェクトと、業界をリードするオーディオ技術が一つのブランドのもとに集結。プロフェッショナル向けポストプロダクションツールの新たなプラットフォームが誕生します。

映像と音響の両分野で高い評価を受ける技術が融合することで、クリエイターは作品のあらゆるフレームとサウンドにおいて、これまで以上に高品質な表現を実現できるようになります。

 

Boris FX、AIオーディオ技術のリーダー iZotopeを買収

RXやOzoneなどの人気オーディオツールがBoris FXファミリーに加わり、映像・音響を網羅するポストプロダクションソリューションを提供

2026年7月2日(米国フロリダ州マイアミ) — 世界100万人以上のクリエイターに利用され、アカデミー賞およびエミー賞受賞歴を持つビジュアルエフェクトソフトウェア開発企業 Boris FX は、インテリジェントオーディオ技術のリーディングカンパニー iZotope を買収したことを発表しました。

iZotopeは、アカデミー賞1回、エミー賞2回を受賞した実績を持つオーディオソフトウェアメーカーで、RXOzoneNeutronNectar など、プロフェッショナル向けの高品質なオーディオ制作ツールを開発しています。今回の買収により、Boris FXは映像と音響の両分野をカバーする、総合的なポストプロダクションツールブランドとして新たな一歩を踏み出します。

iZotope製品は、世界中の主要な映画スタジオ、ポストプロダクション施設、放送局で広く採用されています。中でもRXは、オーディオ修復・ノイズ除去の業界標準ツールとして、多くの映画やテレビ番組の制作現場で利用されています。また、Ozoneは20年以上にわたり、音楽マスタリングソフトウェアの業界標準として高い評価を受け続けています。

Boris FXの創業者兼CEOであるBoris Yamnitsky氏は、今回の買収について次のようにコメントしています。

「iZotopeは、機械学習を活用したオーディオ技術を切り拓いてきた、業界で最も信頼されるブランドの一つです。プロフェッショナルが最高品質を求める場面で選ぶツールを生み出し続けることで、その評価を築いてきました。

私たちBoris FXも、30年以上にわたりビジュアルエフェクト分野で同じ品質基準を追求してきました。今回の統合により、クリエイターは映像と音響の両方を支える信頼できるパートナーとして、一つのブランドから最高品質のツールを利用できるようになります。」

 

 

今回の買収により、Boris FXはすでに展開しているプロフェッショナル向けオーディオ製品群をさらに強化します。ラインアップには、世界中のプロフェッショナルから高い信頼を得ているデジタルオーディオワークステーション(DAW)のSamplitudeSequoiaをはじめ、Sound ForgeACID ProMusic Studio、さらにAIを活用した音声処理ツールCrumplePopなどが含まれています。

これにiZotopeの先進的な機械学習技術とオーディオ製品群が加わることで、Boris FXは音楽制作、映画、テレビ、コンテンツ制作まで幅広い分野に対応する、インテリジェントオーディオ技術を提供する世界有数の独立系ソフトウェアベンダーとしての地位をさらに確立します。

iZotopeのプロダクト担当バイスプレジデント Todd Baker 氏は、今回の統合について次のようにコメントしています。

「Boris FXとの統合は、私たちが最も得意とする『革新的なオーディオ技術で業界を変革する』という取り組みを大きく加速させるものです。Boris FXには、クリエイティブテクノロジーの未来を切り拓くという私たちと同じ情熱があります。

iZotopeの原点ともいえる革新的な精神を取り戻し、次世代のインテリジェントなオーディオツールを皆様にお届けできることを、心から楽しみにしています。」

 

今回の買収後も、iZotopeのすべての製品、ライセンス、サブスクリプションはこれまでどおり利用できます。サポートや製品開発も継続され、既存ユーザーへのサービスが中断されることはありません。

また、iZotopeはBoris FX傘下の事業部門として運営され、開発、製品管理、サポートを担う中核チームも引き続き体制を維持します。これにより、ユーザーはこれまでと変わらない環境で安心して製品を利用し続けることができます。

今回の買収は、Boris FXが推進する「業界最高水準のクリエイティブテクノロジーを結集する」という成長戦略の一環です。この取引は、2026年6月30日に完了したinMusicによるNative Instrumentsの買収と連動して実施されました。なお、iZotopeはこれまでNative Instrumentsグループの一員として事業を展開していました。

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