■製品名:Mocha Pro - 年間ライセンス
・ダウンロード製品
・納期:約1~3営業日程
■ライセンスタイプ
・新規・更新シングルユーザーライセンス
・新規・更新フローティングライセンス
※フローティングは最小注文数量: 5本から

アカデミー賞・エミー賞受賞のプラナートラッキング技術
Boris FX Mocha Proは、世界的に高い評価を受けるプラナートラッキング技術を搭載した映像制作ツールです。プラナートラッキングに加え、ロトスコープ、オブジェクト除去、映像スタビライズ機能、さらに革新的なPowerMeshによる有機的な変形トラッキングを提供します。
その優れた技術力は映画・テレビ業界でも高く評価されており、アカデミー賞およびエミー賞の表彰を受けています。アカデミー賞ノミネート作品のVFX制作からインディーズ作品まで幅広く採用され、現在ではハリウッドを代表する多くのスタジオにとって、VFXおよびポストプロダクションワークフローに欠かせないツールとなっています。
また、Mocha Proには他のMocha製品には搭載されていない高度なレンダリングモジュールを収録。Lens(レンズ補正)、Insert(合成挿入)、Remove(オブジェクト除去)、MegaPlates、Stabilization(手ブレ補正)、Reorientなどの機能に加え、ステレオスコピック映像や360°/VRコンテンツ制作にも対応しています。
なぜMocha Proなのか?
卓越したプラナートラッキング技術
業界をリードする高精度なプラナートラッキングにより、複雑なショットでも安定したトラッキングを実現します。
強力なロトスコープ機能
効率的かつ正確なマスク作成ツールを備え、VFXやコンポジット作業を大幅に効率化します。
高度なオブジェクト除去
不要なオブジェクトやワイヤー、ロゴなどを自然に除去し、クリーンな映像を簡単に作成できます。
革新的なPowerMeshテクノロジー
変形するオブジェクトや人物の動きを追跡できる、先進的なメッシュベースのトラッキング機能を搭載しています。
SynthEyesによる3Dカメラトラッキング
業界で定評のあるSynthEyes技術を活用し、高精度な3Dカメラソルブを実現します。
映像・カメラのスタビライズ
手ブレ補正やカメラの安定化を行い、よりスムーズで見やすい映像制作をサポートします。
360°/VRワークフローに最適化
360度映像やVRコンテンツ制作に対応し、最新のイマーシブコンテンツ制作環境を支援します。
柔軟なワークフロー
主要な映像制作ソフトウェアのプラグインとして利用できるほか、スタンドアロンアプリケーションとしても使用可能です。
Mocha Pro 2026.5 の新機能
Adaptive PowerMesh with Point Track ML
AIによる高精度なポイントトラッキングを活用した新しいAdaptive PowerMeshを搭載。オクルージョン(遮蔽)や影が発生するシーンでも、メッシュトラッキングの精度が大幅に向上しました。被写体がカメラから背を向けるような複雑な動きにも対応します。
AdjustTrackがさらに使いやすく
Point Track MLを活用したAIトラッキングにより、トラックのズレをより素早く修正可能になりました。新しい「Auto Nudge」機能によって、トラッキングデータを簡単に補正し、安定したトラックを維持できます。
強化されたAIマット生成機能
Auto ROI(関心領域の自動設定)とSearch Areaツールを新搭載。マスキング作業を大幅に効率化し、小さな被写体や複雑な形状でも不要なアーティファクトを効果的に除去します。
改良されたグラフ表示
Curve EditorでPowerMeshの頂点位置を可視化できるようになりました。トラッキング結果の確認や問題箇所の特定が容易になり、より効率的な調整作業を実現します。
柔軟性が向上したエクスポート機能
マットをマルチレイヤーEXR形式で書き出せるほか、ソース映像付きアルファチャンネルや、透明オーバーレイ付きのカラーマット出力にも対応しました。
サポート環境の拡充
Windows ARM環境を新たにサポート。また、Python APIが強化され、PowerMeshやMatte Assist MLのコンター(輪郭)データへのアクセスと自動化が可能になりました。
PowerMesh + Point Track ML
有機的な変形トラッキングを、より簡単に
Point Track MLは、PowerMeshに新たに追加されたAIベースのトラッキングモードです。従来のポイントトラッカーやプラナートラッカーとは異なり、シーケンス全体を解析する高度なAI技術を活用してトラッキングを行います。
障害物や一時的な遮蔽を無視するよう学習されたAIモデルにより、本当に追跡したい特徴を自動的に認識してロックオン。これまで必要だったフレームごとの細かな調整作業を大幅に削減します。
主な特長
- オクルージョン(遮蔽)、照明変化、影の影響を受ける難しいメッシュトラッキングにも対応
- 被写体がカメラに対して向きを変えたり、一時的に視界から外れたりする状況でも安定したトラッキングを実現
- より高精度な解析を行う「Refine Mode」を搭載
- 必要に応じてメッシュデータを編集し、細かな調整が可能
- 作成したメッシュトラッキングデータをプラナートラッキングデータへ変換可能
PowerMesh + Point Track MLは、人物の顔や衣服、変形するオブジェクトなど、従来のトラッキングでは難しかった有機的な動きの追跡を、より正確かつ効率的に行える革新的なソリューションです。
AdjustTrack + Point Track ML
ドリフトしたトラックをより素早く補正
Point Track MLは、トラッキングの最終調整を行うAdjustTrackモジュールにも統合されています。モーションブラーや高速な動き、参照ポイントの変化、被写体が画面外へ移動するケースなどで発生するトラッキングのズレ(ドリフト)を、これまで以上に効率よく修正できます。
従来のように各調整ポイントを手作業で修正する必要はありません。Auto NudgeツールとPoint Track MLを組み合わせることで、トラッキングのズレを自動的に検出し、正しい位置へ補正します。
主な特長
- ドリフトしたポイントを自動検出し、サーフェストラッキングを正確な位置に維持
- ポイントごとの個別調整により、補正結果をさらに細かくチューニング可能
- より高精度な解析を実現する「Refine Mode」を搭載
- ショット内に追加のポイントを配置する複数のサポートグリッドを収録し、トラッキング精度を向上
AdjustTrack + Point Track MLにより、これまで時間のかかっていたトラッキング修正作業を大幅に効率化。難易度の高いショットでも、より短時間で高品質なトラッキング結果を得ることができます。
Advanced AI Masking
制作現場レベルの高品質マットを、より短時間で作成
Mocha Proは、高速かつ強力なAIマスキング・ロトスコープワークフローをさらに進化させました。新機能により、より正確な輪郭、シャープなエッジ、不要な内部ノイズの少ないクリーンなマットを効率的に生成できます。
Object Brush(Mask ML搭載)
AIベースのMask MLを活用したObject Brushにより、被写体の細かな輪郭やエッジディテールを高精度に抽出できます。
- Auto ROI(Region of Interest:関心領域)機能で、対象領域を自動的に特定
- ROIを手動で指定して、さらに細かな領域の切り分けも可能
- 髪の毛や複雑な形状など、繊細なエッジの検出精度を向上
Matte Assist ML
小さく複雑な領域のマスキング作業を効率化する新しいSearch Area機能を搭載しました。
- Search Areaを利用して、難しい領域でも高精度な輪郭生成を実現
- キーフレーム設定可能なコントロールにより、時間経過に応じた細かな調整が可能
- フレームごとの修正作業を削減し、より安定したマット生成をサポート
Refine Matte ML
AIによるマットの最終仕上げ機能として、不要なノイズやアーティファクトを自動的に除去します。
- Auto ROIを活用し、背景ノイズや不要なピクセルを効率的に除去
- よりクリーンで自然なマットを生成
- コンポジット作業にそのまま利用できる高品質な結果を実現
Advanced AI Maskingにより、これまで多くの手作業を必要としていたマスキング工程を大幅に効率化し、制作現場で求められる高品質なマットを短時間で作成できます。
Better Graphs
トラッキングの問題箇所を素早く特定
Mocha ProのCurve Editorは、トラッキングデータの細かなパラメータまで詳細に制御できる高度な編集環境です。
一見トラッキングが困難に見える2Dトラックや3Dカメラソルブでも、データの変化を視覚的に確認しながら問題箇所を特定し、Curve Editor上で直接補正できます。
主な特長
- トラッキングデータの変化をグラフ上で視覚的に確認
- 問題が発生しているフレームやポイントを素早く特定
- データをスムージングし、より安定したトラッキング結果を実現
- PowerMeshの頂点ごとのキーフレームを表示・編集可能
- メッシュベースのトラッキング作業における修正作業を大幅に効率化
More Flexible Exports
ワークフローに合わせた柔軟なマット出力
Mocha Pro 2026.5では、スタジオやプロジェクトごとの制作フローに対応できるよう、マットデータのエクスポート機能がさらに強化されました。
主な特長
- ソースクリップまたはレンダリング済みクリップとともに、シェイプデータをRGBA形式で出力可能
- 個別レイヤーのマットをマルチレイヤーEXR形式で書き出し可能
- Transparent Matte Colors機能により、レイヤーをカラー チャンネルごとに分離して出力
- After Effects、Fusion、Flame向けに、レイヤー不透明度のキーフレームを無効化したマットデータの出力に対応
これにより、ポストプロダクションやVFXパイプラインにおける柔軟性が大幅に向上し、さまざまな制作環境へスムーズに統合できます。
Updated Support
最新環境に対応したワークフロー強化
Mocha Pro 2026.5では、対応プラットフォームと自動化機能も強化され、より効率的な制作環境を実現します。
主な特長
- Adobeプラグイン版およびスタンドアロン版Mocha ProでWindows ARM環境をサポート
- Python APIを拡張し、PowerMeshやMatte Assist MLの輪郭データへより細かくアクセス可能
- パイプライン構築や自動化ワークフローへの統合がさらに容易に
これにより、最新ハードウェア環境への対応だけでなく、大規模な制作現場で求められる柔軟なカスタマイズや自動化にも対応できるようになりました。
■システム要件