Update: BattleAxe Overlord v2.9 – Figma print prep + Illustrator

 

Overlord 2.9.0:FigmaとIllustratorをワンクリックで連携

Battle Axeは、Illustrator、After Effects、Photoshopなどのデザインツール間のデータ連携を効率化するプラグイン「Overlord」の最新バージョン 2.9.0 をリリースしました。

今回のアップデートでは、待望の Figma → Illustrator連携を追加。Figmaでデザインを作成し、Illustratorで印刷用データの調整を行った後、再びFigmaへ戻すというワークフローを、ワンクリックでスムーズに行えるようになりました。

FigmaのデザインをIllustratorで印刷用に仕上げる

Figmaは、多数の画面をデザインしたり、複数のメンバーが共同で作業したりする環境として広く利用されています。

一方、印刷物の制作や入稿用データの準備では、Illustratorのほうが適している場面があります。

Overlord 2.9.0では、FigmaとIllustratorの間を直接つなぐ新しいコネクションを追加。Figmaで作成したデザインをIllustratorへ移し、印刷用データとして必要な調整を行った後、そのデータをFigmaへ戻すことができます。

これまでのPDF書き出しやSVGのコピー&ペーストでは扱いにくかった編集情報も、より柔軟に利用できます。

Figma → Illustratorで扱える主な情報

  • 編集可能なテキスト
  • オブジェクトのアライメント
  • レイヤーやオブジェクトの名称
  • 画像とマスク
  • ストローク

WebやUIデザインをFigmaで制作し、印刷物としての最終調整をIllustratorで行うといった、FigmaとIllustratorを組み合わせた制作フローに活用できます。

Illustratorで調整してFigmaへ戻す

今回の新機能は、単にFigmaからIllustratorへデータを移すだけではありません。

Illustratorで印刷用に調整したファイルを、再びFigmaへ戻すことができます。デザインの一部をIllustratorで細かく修正した後、Figmaを中心としたチームの制作環境へ戻す、といった使い方も可能です。

これにより、Figmaのコラボレーション環境と、Illustratorの高度なベクター編集・印刷向け機能を組み合わせたワークフローを構築できます。

FigmaのDynamic / Brushストロークにも対応

Overlord 2.9.0では、Figmaのストロークに関するサポートも強化されています。

Dynamicストロークはパスへフラット化することで対応し、Brushストロークはアウトライン化して塗り(Fill)として扱えるようになりました。

これにより、Figmaで使用した特殊なストロークをIllustratorなど別のアプリケーションへ転送する際の互換性が向上しています。

After Effects関連の改善

After Effects(Ae)向けにも複数の改善と修正が行われています。

テキストレイヤーについては、ソースアプリ側で変更されていない場合に自動的にレイヤー名を更新する機能が追加されました。

また、Figmaからのテキストアライメントに関する大幅なアップデートを実施。さらに、以下のような問題も修正されています。

  • Figmaからの大幅なテキストアライメント更新
  • 不均一な角丸を使用したプリコンポジション背景
  • フレーム背景の「_BG」サフィックスを削除し、画像背景への対応を改善

Figma関連の多数の不具合を修正

Figma関連では、転送やラスタライズ、テキスト、フレームなどに関する複数の問題が修正されています。

主な修正内容は以下のとおりです。

  • 不均一な角丸を使用したフレーム背景
  • レイヤー境界外にあるエフェクトやストロークを考慮した選択範囲のラスタライズ
  • 空のテキストレイヤーを転送対象から除外
  • インスタンス内で回転したテキストによる転送時のクラッシュ
  • ストローク付きフレームのラスタライズ書き出しに関する問題
  • 片側ストロークの転送時にAuto Layoutを一時的に無効化
  • フレーム外のコンポーネント選択時に表示される不要なエラーメッセージ

さらに、IllustratorとFigma間の接続時にPhotoshopが開いている場合に表示されていた 「Connection not allowed」 エラーも修正されています。

Photoshop関連の修正

Photoshop(Ps)では、古いPSDファイルからテキストをペーストした際、paragraphStyle.directionType が存在しないことによって発生する重大な問題が修正されました。

Overlord 2.9.0でFigmaとAdobeのワークフローを効率化

Overlord 2.9.0の大きなポイントは、FigmaとIllustratorを直接つなぐ新しいワークフローです。

Figmaでの共同デザイン、Illustratorでの印刷用データの準備、そして再びFigmaへの反映という工程を、従来よりシンプルに行えるようになりました。

Figmaを制作の中心にしながら、Illustratorのベクター編集機能や印刷向けの制作環境も活用したいクリエイターにとって、Overlord 2.9.0はツール間の分断を解消するアップデートとなっています。

 

 

 

Battle Axe Overlord

ベクターワークフローの救世主

Overlordは、普段使っているクリエイティブアプリをシームレスにつなぐ、まさに「魔法のポータル」です。

アプリごとに分断されがちなビジュアル制作のワークフローをつなぎ、デザインデータをスムーズに行き来させます。まるで、これまで別々だった制作環境が、最初からひとつにつながっていたかのような感覚です。

Illustrator、Figma、PhotoshopとAfter Effectsをシームレスに連携。

デザインをコピーして、書き出して、読み込んで……といった面倒な作業を減らし、クリエイティブな作業そのものに集中できます。

「本当にそんなことができるの?」と思うほど、シンプルで自然なワークフローを実現する。それがOverlordです。

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