DaVinci Resolve 21 New Features Tutorial Roundup

Blackmagic Design DaVinci Resolve Studio 21では、AIを活用したDaVinci Neural Engineによる機能をはじめ、多数の新機能が追加されました。本記事では、Resolve Studio 21で新たに搭載された、シミ除去(Blemish Removal)、シネフォーカス(CineFocus)、顔の年齢変換(Face Age Transformer)、顔の形状調整(Face Reshaper)、モーションブラー除去(Motion Deblur)など、Studio版限定の新機能を紹介するチュートリアルをまとめています。
シミ・肌荒れの除去(Blemish Removal)
AIを活用し、ワンクリックでシミや肌の blemish(肌荒れなど)を除去できる機能です。複雑な手作業を減らし、人物映像の肌を自然に整える作業を効率化します。
CineFocus(シネフォーカス)
映像から深度マップを自動生成し、被写界深度を調整できる機能です。平面的に見える映像にも自然な奥行き感を加え、ピントの合う範囲を調整することで、より立体的で印象的な映像表現を実現します。
より良い結果を得るには、撮影時に被写体同士の距離を約5〜10フィート(約1.5〜3m)以上離すことが推奨されています。
Face Age Transformer(顔の年齢変換)
AIを活用して、人物の顔を若く見せたり、年齢を重ねたように変化させたりできる機能です。顔を自動検出・追跡し、年齢の変化を簡単に適用できます。映像内の人物の年齢を演出したい場合や、ストーリーに合わせて外見を変化させたい場合に役立ちます。
Face Reshaper(顔の形状調整)
顔を自動検出し、顔の形や各パーツを自由に変形できる機能です。顔全体の形状や大きさに加え、目、鼻、口、眉毛などを個別に調整できます。
目を極端に大きくしたり、顔を異形のキャラクターのように変形させたりと、コミカルな表現からエイリアンのようなユニークなビジュアルまで、幅広い映像演出に活用できます。
Motion Deblur(モーションブラー除去)
映像内の動きによって生じたブレを軽減し、動いている被写体を鮮明に見せる機能です。動きの速いシーンなどで、被写体の輪郭やディテールを際立たせ、映像の視認性を高めるのに役立ちます。
SlateID(映像のログ作成・メタデータ管理)
DaVinci Neural Engineを活用し、映像素材のログ作成やタグ付けを自動化する機能です。手書き文字の読み取りにも対応しており、認識した情報をメタデータに反映できます。
大量の映像素材を整理する作業を効率化し、撮影素材の検索や管理にかかる時間を削減します。
Speech Generator(音声生成)
テキストから音声を生成できる機能です。あらかじめ用意された音声モデルを選択できるほか、オリジナルの音声モデルを作成したり、自分の声のサンプルから音声を生成したりすることもできます。
ナレーションの収録が苦手な方や、映像に合わせた音声を用意したい場合に便利です。セリフの修正や欠落した音声の補完にも活用でき、話す速度を調整して、映像に合った音声に仕上げることも可能です。
Ultra Sharpen(映像の高精細化)
AIを活用して、ぼやけた映像やピントが合っていない映像を補正し、鮮明さを高める機能です。映像のディテールを際立たせ、画質を改善することで、よりクリアな映像表現を目指せます。
DaVinci Resolve 21で制作ワークフローを見直す
DaVinci Resolve 21では、AIによる素材検索、写真編集、Fusionのグラフィックス、カラーグレーディング、イマーシブ映像など、制作工程ごとにさまざまな改善が加えられています。
特に、大量の映像素材を扱う編集者、ノードベースのカラーグレーディングを行うカラリスト、Fusionを使ったモーショングラフィックスや合成を担当するアーティストは、自身の作業に関連する機能をチェックしてみてください。
DaVinci Resolveの新機能や詳細な対応状況については、Blackmagic Designの公式情報をご確認ください。
公式情報: https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/whatsnew