New Updates Arrive in DaVinci Resolve Studio 21.1

DaVinci Resolve Studio 21.1がリリース|AIアシスタント対応やKrokodoveツールを追加
Blackmagic Designは、動画編集・カラーグレーディング・VFX・モーショングラフィックス・音声ポストプロダクション向けソフトウェア「DaVinci Resolve 21.1」および「DaVinci Resolve Studio 21.1」をリリースしました。
今回のアップデートでは、スチル写真向けの「フォトページ」の機能拡張をはじめ、カメラのカラースペースやカラー管理の改善、AIアシスタントとの連携など、多数の新機能が追加されています。
さらに、Fusionには25種類以上のKrokodoveシェイプ/3Dツールが追加され、編集・カラー・スクリプト・クラウドコラボレーションまで、DaVinci Resolve全体のワークフローが強化されています。
AIアシスタントとの連携に対応
DaVinci Resolve 21.1では、外部のAIツールと連携できるMCP(Model Context Protocol)サーバーが追加されました。
ClaudeやChatGPT CodexなどのAIアシスタントとDaVinci Resolveを接続することで、自然言語による指示からメディア整理やレンダリングなどの作業を効率化できます。
AIを単なる補助ツールとして利用するだけでなく、DaVinci Resolveの操作やプロジェクト管理を支援する存在として活用できる点が今回の大きな特徴です。
フォトページをさらに強化
DaVinci Resolve 21で登場した「フォトページ」もアップデートされています。
フォトページでは、DaVinci Resolveのカラーグレーディング機能をスチル写真に適用でき、プライマリーカラーコレクション、カーブ、クオリファイアー、Power Window、ノードエディターなどを使った非破壊編集が可能です。
21.1では、Blackmagic Designの対応コントロールパネルによる操作に加え、Fujifilm GFX/Xシリーズ、Leica SLシリーズ、追加のSony αシリーズなど、対応カメラフォーマットも拡張されています。
Fusionに25種類以上のKrokodoveツールを追加
Fusionには、Krokodoveをベースにした25種類以上の新しいシェイプおよび3Dツールが追加されました。
3Dオブジェクトの生成や配置、シェイプ作成など、モーショングラフィックスやVFX制作に利用できるツールがさらに充実しています。
KrokodoveはDaVinci Resolve 21でFusionに統合され、すでに70種類以上のグラフィックを提供していましたが、21.1ではさらにツールセットが拡張されています。
また、Fusionのマクロエディターも強化され、複数テンプレートを含むDRFXファイルの読み込み・保存や、ツールの整理、マクロの更新などがより柔軟に行えるようになっています。
カラーページのHDRワークフローを強化
カラーグレーディング関連では、MultiMaster Trim Managerが強化されました。
Dolby Vision、HDR10+、HDR Vividなど、HDRフォーマットごとに個別のトリムパスを扱えるようになり、複数のHDR規格に向けたカラーグレーディングをより細かく調整できます。
さらに、DJI D-Gamut2/D-Log2、Leica L-Log、GoPro Logなど、新しいカラープロファイルへの対応も追加されています。
編集・トリム機能もアップデート
編集機能では、トリムエディターやマルチカム編集などのワークフローが改善されています。
メディア管理についても、検索機能やメタデータ管理が強化され、より大量の素材を扱いやすくなっています。
AIを利用したメディア検索機能「IntelliSearch」では、人物やオブジェクト、会話に含まれるキーワードなどを検索できるため、大量の映像素材から必要なクリップを素早く見つけることができます。
スクリプトAPIを20種類追加
開発者向けには、新たに20種類のスクリプトAPIが追加され、コンソールからの操作にも対応しました。
DaVinci Resolveの機能をスクリプトや外部ツールから操作することで、繰り返し作業の自動化や独自の制作パイプライン構築に活用できます。
AIアシスタントとの連携機能と合わせて、DaVinci Resolveをより柔軟に自動化できる環境が整いつつあります。
Blackmagic Cloud Presentationsも強化
Blackmagic Cloud Presentationsには、共同作業を支援する新機能が追加されました。
今回のアップデートでは、以下の機能に対応しています。
- 字幕のサポート
- アノテーションの共有
- コメントへの返信
映像をオンラインで共有しながらフィードバックを集める際のコミュニケーションがよりスムーズになり、リモート環境での制作・レビューにも役立ちます。
DaVinci Resolve 21.1で制作環境をさらに効率化
DaVinci Resolve 21.1は、AI、カラー、編集、Fusion、スクリプト、クラウドコラボレーションまで、ソフトウェア全体を幅広く強化するアップデートです。
特に、ClaudeやChatGPT CodexなどのAIアシスタントとの連携、FusionのKrokodoveツール追加、HDRカラーグレーディングの強化、フォトページの機能拡張は、今回のアップデートにおける大きなポイントと言えるでしょう。
DaVinci Resolve 21.1は現在提供されており、DaVinci Resolveは無料で利用できます。より高度なAI機能、HDR、ResolveFX、FairlightFXなどを利用したい場合は、DaVinci Resolve Studioが利用できます。

