
■Pulldownit for Maya v6.x ライセンス
・ダウンロード製品
・納期:約1~3営業日程
・契約期間:1年間
■ライセンスタイプ
・Pulldownit for Maya v6.5 (Node Locked, Annual - Windows)
・Pulldownit for Maya v6.5 (Node Locked, Annual - Mac)
・Pulldownit for Maya v6.5 (Cloud Server Floating License, Annual - Win)
・Pulldownit for Maya v6.5 (Cloud Server Floating License, Annual - Mac)
・Pulldownit for Maya v6.5 (In-House Floating License, Annual - Windows)
・Pulldownit for Maya v6.5 (In-House Floating License, Annual - Mac)
※In-House Floating最低購入数は3ライセンスです。
Pulldownit 6 for Maya:破壊エフェクトの制作ワークフローを強化
破砕や崩壊などの破壊エフェクトを制作できるMaya向けダイナミクスプラグイン「Pulldownit 6 for Maya」が、操作性とパフォーマンスを強化しました。
今回のアップデートでは、破砕表現を細かく調整できる新しいツールや、シミュレーション後のマテリアル編集機能などが追加され、試行錯誤を繰り返しながら、より効率的に破壊エフェクトを仕上げられるようになりました。
主な新機能
■ Edge Fracture Tool:破片のエッジを細かく加工
新しいEdge Fracture Toolにより、選択した破片の内側のエッジに、欠けや細かな破砕表現を追加できます。操作はインタラクティブに行え、再破砕した結果をすぐにシミュレーションで確認可能。非破壊ワークフローに対応しているため、操作の取り消しや元の破砕状態への復帰も簡単です。
Pulldownit 6.6:非破壊ワークフローをさらに強化
Maya向け破壊シミュレーションプラグイン「Pulldownit」がバージョン6.6にアップデートされました。
今回のアップデートでは、前バージョンで導入された非破壊ワークフローの改善・拡張に加え、操作性に関する問題も修正されています。破砕表現の調整やシミュレーションの修正を、よりスムーズに進められるようになりました。
再破砕処理を3倍高速化
再破砕処理(Re-Shattering)が従来バージョン比で3倍高速化し、破壊エフェクトの調整をよりスムーズに行えるようになりました。破片を追加したい領域だけを再破砕し、シミュレーションを再生することで、破壊表現を効率よく調整できます。
また、すべての破砕モードで「Undo Last」に対応。直前の操作を取り消し、元の破砕状態に戻すことができます。
新ツール「Eraser」で破片の量を調整
新たに追加された「Eraser」は、破片の細分化を抑え、生成される破片の数を減らすためのツールです。
画面上で対象領域を選択し、その部分の破砕を調整して、すぐにシミュレーションを確認できます。また、亀裂が生じた領域を完全に取り除くことも可能です。
破片の数を抑えながら、狙いどおりの破砕表現を作り込みたい場合に役立ちます。
新ツール「Chipping on Borders」で細かな破片を生成
「Chipping on Borders」は、モデルの境界部分に細かな破片を生成するツールです。
画面上で対象領域を選択するだけで、その境界部分に小さな破片を追加できます。生成された破片は、ダイナミクスの計算時に自動的に分離します。
建物や壁、岩などの破壊表現で、破断面の縁から細かな破片が剥がれ落ちるような演出を加えたい場合に活用できます。
既存の破砕設定を別のモデルに適用可能に
既存の破砕結果に使用するソースノードを変更できるようになりました。これにより、すでに作成した破砕設定を別のモデルに適用したり、既存の設定をベースに新しい破壊エフェクトを作成したりできます。
過去に作成した破砕設定を再利用し、異なるモデルの破壊表現に活用できるため、制作ワークフローの効率化につながります。
その他の不具合修正
このほか、Pulldownit 6.6では複数の不具合が修正されています。
■ 破片数の確認で処理負荷を管理
破砕によって生成される破片の数を確認できるようになりました。ポリゴン数や処理負荷を意識しながら調整できるため、リアルタイム用途のエフェクト制作にも役立ちます。
■ シミュレーション後のマテリアル変更に対応
シミュレーションのキーをベイクした後でも、破砕面に適用するカットマテリアルを変更できます。ギザギザした形状の破片にも対応し、新しいマテリアルには識別しやすいベースカラーが設定されるため、変更箇所をすぐに確認できます。
破壊エフェクトの調整を、よりスムーズに
Pulldownit 6 for Mayaは、オブジェクトの破砕やひび割れ、大規模な剛体シミュレーションなど、リアルな破壊表現を必要とする3DCG制作に適したプラグインです。
今回のアップデートでは、破砕形状の調整からマテリアルの編集まで、制作途中の修正に対応しやすいワークフローが強化されました。映画・映像制作やゲーム向けのエフェクト制作で、破壊表現の品質と作業効率を両立したいMayaユーザーにおすすめです。
Pulldownit for Mayaの主な機能
Shatter It!:ボロノイ分割によるリアルな破砕表現
「Shatter It!」は、3Dモデルをあらかじめ細かな破片に分割するためのプリカットツールです。ボロノイ分割を採用し、一般的なポリゴン分割では表現しにくい、不規則でリアルな破片形状を生成します。高解像度のモデルでも、数秒で数百個の破片に分割でき、生成した破片はPulldownitのシミュレーションソルバーと連携して、効率的かつ安定した破壊シミュレーションを実行できます。
さまざまな破砕パターンを直感的に作成
ビューポートでポリゴンオブジェクトを選択し、生成したい破片数を指定して実行するだけで、簡単にプリカットできます。凹凸のあるモデルや穴の開いた形状にも対応し、複雑なモデルの破砕準備を効率化します。UVマッピングにも対応しているため、テクスチャを使用する制作にも適しています。
破砕パターンは、用途に応じて次のスタイルから選択できます。
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Uniform: 均一な破砕パターンを生成
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Local: 角や表面など、特定の領域にダメージを加える表現に適したパターン
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Path-based: 長く伸びるひび割れの表現に適したパターン
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Radial: ガラスが割れるような放射状の破砕表現に適したパターン
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Wood Splinters: 木材が裂けるような細長い破片の表現に適したパターン
生成した破片にさらに分割を加えることもできるため、複数のパターンを組み合わせながら、目的に応じた破砕形状を作り込めます。
また、「Jagginess」デフォーマを使用すると、破片の表面やエッジに凹凸やねじれを加えられます。平坦な破砕面を不規則な形状に変化させることで、漆喰、石材、コンクリートなどの破壊表現にリアリティを加えられます。
Shatter It!は単独でも使用できますが、Pulldownitのソルバーと組み合わせることで、生成した破片をそのままシミュレーションに利用できます。ボロノイ分割によって生成される凸形状の破片を活用し、破壊シミュレーションの計算効率を高めます。
Built-in Dynamics & Fracture Solver:破壊シミュレーションと剛体ダイナミクス
Pulldownitには、剛体ダイナミクスと破壊シミュレーションのためのソルバーが組み込まれています。石材、ガラス、漆喰などの脆性材料を想定した破砕表現に対応し、建築物の崩壊や地面のひび割れといった複雑なエフェクトを制作できます。
大規模なシミュレーションを効率的に処理
Pulldownitの剛体ソルバーは、数千個のオブジェクトが接触する大規模なシミュレーションを想定して設計されています。衝突判定の計算を効率化し、多数のオブジェクトが相互に作用する複雑なシーンにも対応します。
破砕対象は、Shatter It!で分割したモデルだけではありません。ブロックや任意の形状のパーツを組み合わせて構造物を作成し、それらを破壊対象として設定することもできます。建物の崩壊や構造物同士の衝突など、さまざまな破壊シーンを構築できます。
また、グループ管理機能を使用することで、多数のオブジェクトを含むシーンも整理しながら管理できます。
ひび割れの発生位置や進行をコントロール
シミュレーション中、Pulldownitはオブジェクトに加わる応力を計算し、その結果に応じてひび割れの発生や構造物の崩壊をシミュレートします。
破壊の開始フレームを指定できるほか、モデル上の領域ごとに硬さを設定することも可能です。これにより、ひび割れが発生する位置や進行の仕方を調整し、演出意図に合わせた破壊表現を作り込めます。
破壊対象は、建物のように静止したオブジェクトだけでなく、隕石のように動くオブジェクトにも設定できます。複数の破壊対象を用意し、それらを衝突させるシミュレーションも可能です。
アニメーション制作に適した柔軟なワークフロー
Pulldownit for Mayaは、Mayaのビューポートにあるジオメトリを利用してシミュレーションを実行し、その結果をアニメーションキーとして記録します。既存の制作環境に組み込みやすく、アニメーション制作のワークフローに合わせて柔軟に調整できます。
シミュレーションの調整と再計算が容易
ダイナミクスのシミュレーションは、パラメーターを変更しながら結果を繰り返し確認することが重要です。Pulldownitでは、シミュレーションのリセットや再実行に加え、任意のフレームで処理を一時停止し、パラメーターを調整してから計算を再開できます。
これにより、試行錯誤を繰り返しながら、求める動きや破壊表現に近づけられます。
また、風、乱流、アトラクターなどのフォースフィールドにも対応。アニメーションするオブジェクトやキャラクターと、シミュレーション対象のオブジェクトを相互に作用させることもできます。
既存シーンとの連携とシミュレーション結果の活用
Pulldownitは、親子関係、メッシュモディファイア、ピボットオフセットなど、アニメーション制作で使用される一般的な設定にも配慮して設計されています。
さらに、キーフレームでアニメーションするオブジェクトや変形メッシュと、シミュレーション対象との動的な相互作用にも対応。キャラクターが周囲の環境に接触するシーンなど、物理的な反応を伴う演出にも活用できます。
シミュレーション結果はアニメーションキーとしてベイクされるため、後から調整したり、ほかの形式に書き出したりすることも可能です。
Pulldownit for Mayaで破壊表現の制作を効率化
Pulldownit for Mayaは、モデルの破砕準備から大規模な剛体シミュレーション、ひび割れの制御、アニメーションとの連携まで、破壊エフェクト制作に必要な機能を備えたプラグインです。
建築物の崩壊、ガラスの破砕、コンクリートの破壊、地面のひび割れなど、リアルな破壊表現を必要とする映像制作や3DCG制作に適しています。
破片の形状や破壊の進行を細かくコントロールしながら、シミュレーションの調整・再計算を効率的に行いたいMayaユーザーにおすすめです。
■システム要件